中学生の頃、池袋にテアトル池袋というアニメ専門になった感のある映画館があって、 
 劇場用アニメからOAVまで上映していたんだ。 
 (※OAVが上映されていた理由はわからないけど、当時はVHSが主流で、 
 1本1万円を超えるのがザラだったから、上映で観る行為を理解できなくもなかった。) 
 めぞん&うる星完結編やトップをねらえ!なんかは凄い人入りだったけど、 
 多くは「知る人ぞ知る」「好きな人しか観ない」って感じの上映作品が多かった上 
 (自分は学校が終わる時間の関係で)最終回の時間帯に行っていたので、 
 「こんなんでよく維持できるな」って心配したくなるほど閑散としていた。 
 個人的にはその閑散さが、映画に集中できることで気に入っていた。 
 ほぼ新作を観に行っていたんだが、その中で上映されたのが「あの日に帰りたい」だった。 
 もうね、映画版だったからワクワクしながら行ったよ。原作とアニメにどハマリしていたから。 
 結果、観た人はわかるだろうけど、映画が終わってもぽかーんとしたまま暫く立てなかったな。 
 ほぼ頭が真っ白な感じで、夜の池袋の駅前を歩き、家に帰ったよ。 
 当然ながら「あの日〜」の評判は悪いらしいけど、 
 今思えば、「あの内容で、会社は良く制作費を出そうと考えたな。」ってガチで疑問を抱いてる。
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